絶対食べたい!美味しい素麺おすすめ6選

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素麺を適当に買った結果、まずい素麺に遭遇したという経験はありませんか?
素麺においしい、まずいの差があるの?と思われる方もいるかもしれませんが、まずい素麺というものは確かに存在します。
食欲のなくなる夏に、素麺なら食べられると思ってすすったとき、まずかったら最悪ですよね。
今回は、素麺について、美味しい素麺の選び方、茹で方、保管方法とともに、おすすめの美味しい素麺をご紹介します。

美味しい素麺の選び方

手延べ素麺

素麺は製造方法が手延べか機械かで異なります。
絶対に手延べ素麺がおすすめです。
手延べ素麺は、職人さんの手によって常に一定方向にヨリをかけながら生地を延ばしていくため、グルテン組織が整然と形成されて、縄状になります。
そうすることで、なめらかな口当たりで、歯切れの良いコシの強い麺に仕上がります。
一方、機械でつくった素麺は、安価にはなりますが、延ばしが少なく、グルテン組織にもバラつきがあり、手延べ素麺と比べて食感がかなり劣ります。
多少割高でも、やはり手延べ素麺の方が味も食感もよく、美味しいのでおすすめです。

細麺 or 太麺

素麺は一般的には細いもののほうがのどごしがよく、高級とされています。
ですが、中には小麦の香りなどを楽しむためにあえて太麺につくられているものもあります。
お好みで選ばれると良いでしょう。

名産地

素麺の産地として有名なところで作られた素麺を選ぶのもおすすめです。
なかでも、兵庫の播磨素麺、奈良の三輪素麺、香川の小豆島素麺の3つは、3大素麺とも呼ばれています。
産地によって特徴があるので、食べ比べて自分好みのものを探してみるのがおすすめです。

新物 or 古物

素麺には新物古物(ひねもの)と呼ばれるものがあります。
これは冬から春にかけて製造されてから、梅雨時期を1回経たものが新物、2回経たものが古物、3回経たものが古古物(こひねもの)と分類されます。
古物は新物に比べてコシが強く茹で伸びしにくいです。
ただし、古いほど良いというわけでなく、新物の方が小麦の香りを楽しめるという観点もあり、製造から2〜3年が食べごろと言われています。

素麺の美味しい茹で方

大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸騰させた中に素麺をいれ、再び沸騰させ、吹きこぼれない程度の強火で茹でます。
茹で時間は全部で1分半〜2分です。
にゅうめんの場合は、あとで再加熱することも考慮にいれて茹で時間は短めに1分くらいにすると良いです。
茹であがったらすぐに水で粗熱をとり、流水でもみ洗いして完成です。

素麺の保存方法

直射日光の当たらない通気性の良いところで保管します。
湿気がこもりやすいところや室温が高いところで保管すると、カビや虫がつく原因になります。
素麺は最良の保存状態で保管した場合、3年近く賞味期限があると言われていますが、各家庭でその品質を保つのは難しいため、できるだけ早く食べるのがおすすめです。

素麺のおすすめ6選

兵庫県手延素麺協同組合 手延素麺揖保乃糸


美味しい素麺の定番といえば、真っ先に名前があがるのが「揖保乃糸」です。
スーパーなどでもどこでも売っていることから知名度も人気も高いです。
小麦粉と塩水を練り合わせて、よりと熟成を繰り返し、徐々に細くしていき、手間暇かけて製造します。
揖保乃糸の中にも等級があり、帯の色によって見分けます。
揖保乃糸の全生産量の8割を占める赤い帯の上級は、等級としては下の方ですが、それでも十分美味しいです。
贈答用には黒帯がおすすめです。

手のべ陣川 島原手のべ素麺


長崎・島原の手延べ素麺は約360年前に作り始めたといわれており、その歴史と同じくらい古くから陣川では素麺を作っています。
手のべ陣川島原手延べそうめんは、オリジナルブレンドの小麦粉、名水である雲仙有馬伏流水、天然の塩を使って作ります。
何度も熟成とのばしを繰り返して製造し、独自の二重屋根構造の高床式の乾燥室で自然の風をとりこんで優しくむらなく乾燥させるなどの、製造のこだわりも感じます。
なめらかでまろやかな口当たりとたんぱく質の凝縮された旨味の感じる味は、「マツコの知らない世界」でも紹介され、マツコ・デラックスさんにも絶賛されています。

三輪山本 超極細手延べそうめん 白髪


三輪山本の超極細手延べそうめん白髪は、極細というとおり、麺の細さはなんと約0.3mm。
揖保乃糸の上級(赤帯)は約0.7mmなので、約半分の細さです。
この細さは、腕の良い素麺師でなければつくれないため、希少価値の高い素麺といえます。
極細ゆえに、素麺の常識を破る舌触りとのどごしです。
冷たい麺より、にゅうめんにするのがより食べやすくおすすめです。

小豆島手延素麺 島の光


約400年前に小豆島に手延素麺づくりの技が伝えられて以来、変わらない素材と製法で作られているのが、小豆島手延素麺です。
厳選された小麦、瀬戸内海の塩、ごま油を使用して作られています。
職人の手によって寒期にたっぷり熟成時間をとった2日間製造工程と空気の済んだ瀬戸内の潮風を受けての天日干しにより、強いコシとなめらかなのどごしの細麺に仕上がっています。

川上製麺 手延べそうめん川上の糸


川上製麺は、長崎・南島原市で、祖父・父・子の三世代の麺師が伝統の技を受け継いで、島原手延べ素麺を製造しています。
麺師が吟味した一等粉を独自で配合し、ミネラル豊富な長崎県五島灘の塩、雲仙山麓から湧き出る伏流水を用いてつくります。
小麦の風味が豊かですっきりとしたのどごしの手延べ素麺は、宮内庁へも献上した逸品です。

竹田製麺 半田手延べそうめん


半田そうめんは、太さとコシの強さが特徴の素麺です。
太さが1.3〜1.7mmくらいあり、冷麦のような雰囲気です。
もちもち食感の強いコシがかみしめたときに小麦の独特の甘みと香りを引き立てます。
一般的な細い素麺が好きな方は、太さに最初「あれ?」となるかもしれませんが、味が美味しいので癖になる美味しさです。

素麺のアレンジレシピ本もおすすめ

美味しい素麺ですが、めんつゆばかりで食べてるとマンネリ化しがちです。
飽きずに素麺を食べられるアレンジレシピが知りたい方には、レシピ本がおすすめ!
ネット上にも素麺のアレンジレシピは多数掲載されていますが、いろんなアレンジレシピが一冊にまとまったレシピ本は便利でおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?
ぜひ美味しい素麺を味わってみてくださいね!

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