小学校低学年向け(1年生・2年生)読書感想文おすすめ21選

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ついこの間まで園児だった1年生、やっと小学校ビギナーを卒業した2年生のお子さんをお持ちのお母さん、お父さん。
この長い夏休みを使って読書への取り組みにチャレンジしてみませんか? 
読解能力が不安視されている昨今ですが、低学年の頃からいろんな本に触れることで、そのような問題は解消できます。
課題図書以外にもおもしろくてタメになる本はたくさんありますので、この記事ではその一部をご紹介します!
読書感想文にもぜひおすすめしたい本です。

読書初心者の1年生におすすめの本

小学生になったとはいえ入学してからまだ3ヶ月程度。
いきなり長い物語は無理かもしれない、という1年生には絵本がおススメです。
こちらの2冊から始めてみてはいかがでしょうか。

ヤモップさん、ぴたっとかいけつ!


“ヤモップそうじや ぴたっとかいけつ!”を合言葉にしてヤモリのヤモップがナゾを解いていくお話です。
エナガやヤマネたちのふさふさした毛並みが柔らかいタッチでとても可愛いく描かれていて、また文字はすべてひらがななのでどんどん読めます。
失敗してもそこからかならず何かが生まれてくるというとても前向きな内容の絵本です。

とくべつないちにち


はじめて学校へ行き、はじめて出会うクラスメートたちばかりで、みんなと同じことがなかなかできないアルノですが、オオカミの顔をつけると自分の気持ちをすらすらと言えました。
“はじめて”ばかりの世界に放り出されたときの不安な気持ちは、新1年生の子供たちにも通じるかもしれません。
誰にでもある特別な1日を描いた絵本です。

読書好きの1年生におすすめの本

物語が好きでどんどん読めちゃうよ!という1年生さんにはこちらの読み物がおススメです。
絵本と違い、ページ数も文章量もぐんと増えて読み応えがあります。

ちいさなおはなしやさんのおはなし


素朴で優しげなイラストが多く、大きな文字とひらがなのみの文章はとても読みやすいです。
ちいさなおはなしやさんと“何にもしない”ネコが登場します。
おはなしの実を採りに行っても作っていても何にもしないネコですが、じつはとても重要な役割を担っていたのですが、おはなしやさんはそのことに気づかず手放してしまいます。
大切なものはすぐそばにあるものだと優しく教えてくれる本です。

またおいで


いつも遊ぶ公園で、待ちぼうけをくって泣きべそをかいているうさぎの女の子ときつねの男の子が出会います。
心細くて泣いているうさぎの女の子と似たような経験を持つきつねの男の子は、その気持ちがよくわかり家まで送ってあげると申し出ます。
自分の経験と照らして相手の気持ちに寄り添うすてきなお話です。
柔らかなイラストがふんだんに使ってあるので、長いお話ですが読みやすさは抜群です。
長文にチャレンジしたい1年生におススメです。

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ぼくはなんでもできるもん


主人公のたっくんが1年生なので1年生への紹介としましたが、まだ長い文章の本は苦手だという2年生にもおすすめします。
大きめの文字と漢字にはすべてふりがなが振ってあるのですらすら読めます。
新1年生になったたっくんですが、1年生といえば小学校6年の中では一番下。
上級生が何かと世話を焼いてくるのでたっくんはどんどん不機嫌になります。
今年1年生になったばかりの子供たちの中にはたっくんのこの気持ちが自分のことのように理解できるかもしれません。
1年生を“卒業”した2年生はどんな気持ちで読めるのでしょうか。
自分の気持ちとたっくんの気持ちを比較するおもしろさもあります。

1年生〜2年生におすすめの戦争や災害などの本

1年生、2年生さんどちらにもぜひ読んでほしいなと思う本を紹介いたします。
自然災害や戦争、地域の文化といったちょっと難しそうなテーマですがイラストや写真がふんだんに使われているのでとても読みやすくなっています。
お母さんやお父さんもいっしょに読んでみて、テーマについて家族で話をしてみるのもいいかもしれません。

地震がおきたら


毎年のように全国のどこかで大小に関わらず災害が起きています。
学校でも防災訓練は行われていますが普段の心構えとしてこの絵本はいかがですか? 
とても大切なことが絵本という形で読みやすく書かれています。
色鉛筆風で描かれたやさしいイラストも素敵です。
タイトルに“地震”とありますが津波についても触れられています。
読書感想文にもおすすめですし、ご家庭で防災について話し合うきっかけにもなる1冊です。
漢字にはすべてふりがなが振ってあるので1年生でもじゅうぶん読むことができますよ。

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地雷ではなく花をください


現在でもアフガニスタンやアンゴラなど多くの国に地雷は埋まったままです。
そんな状況を日本で生まれたサニーちゃんといううさぎが語り部として話してくれます。
傷ついて苦しむ人々や動物たち。
悲惨な状況ですがやさしく描かれているので低学年の子供でも無理なく読み進めることができます。
次第に花や緑が増えていく大地のイラストからなにか感じることもあるのではないでしょうか。
少ない文量なので1年生でもじゅうぶん読むことができますし、とても充実した内容です。
また、日本語といっしょに英文が記載されているので英語に興味がある子供や英会話に通っている子供には教材としても活用できるのではないでしょうか。

うなぎのうーちゃん


絶滅が心配されているニホンウナギ。
その生態はまだまだ不明なところも多いそうです。
そんなうなぎの一生を、うーちゃんという一匹のうなぎを通して描いています。
次の命へつなぐためにとても長い年月が経っていたり、海へと戻る川の様子が以前と変わっていたりと、うなぎの一生とうなぎの現在の状況や自然環境について考えさせてくれる1冊です。

ざざ虫~伊那谷の虫を食べる文化~


昆虫食が注目され始めている昨今にぴったりの本です。
日本のあらゆる地域にある虫を食べる文化をざざ虫を通して学べます。
虫がキライ、苦手なお母さんには要注意です!
表紙にすでにたくさんのざざ虫が……。
長野県伊那地方に残るざざ虫漁を知ることで、虫好きさんの子どもや虫を食べる文化が残っている地域の親子には伝統文化を見つめ直す良い1冊になるのではないでしょうか。
巻末には日本で食べられている虫も紹介されています。

牧場犬になったマヤ なかよし兄妹、子犬のいのちを救え!


25年以上前に、実際にあった出来事が物語として描かれています。
今でも捨て犬・捨て猫はなくならず、減少傾向にあるとはいえ殺処分されてしまう頭数は犬猫あわせて約5万6千匹(H28年度)で決して少ないとは言えません。
この本は、今よりもっとペット(動物)の命をモノとして見ていた時代の中で、1匹の犬を助けるために懸命にがんばった兄妹の物語です。
ペットを含む動物や様々な命の重さ・大切さを考えるきっかけの一冊になるのではないでしょうか。
25年前という時代と現在を比較して読むのもいいかもしれませんね。

桜守のはなし


京都の植藤造園十六代目である佐野藤右衛門さんのお話です。
春にすばらしい花を咲かせるために、桜の木について残りの日々をどのように世話をしているのか、そしてそれが桜にとってどれだけ大切なことかが細かく書かれています。
桜守としての仕事道具の説明もわかりやすく、また四季折々の桜の木の写真もあり親も楽しめそうです。
実際に仕事をしている方のお話は説得力もあるので、桜の木や花を見る目が変わるかもしれませんね。

講談社
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2年生におすすめの本

2年生ともなればすこしは長文にも慣れたころではないでしょうか。
すらすら読める子もいれば、なかなか難しい子もいるかもしれませんね。すらすら読める子にはどんどん読んでもらって、途中で飽きちゃうてしまうかもと心配な子には楽しくて笑ってしまうような本も紹介しているのでぜひチャレンジしてみてください。
2年生向け、といっても本好きの1年生さんでもじゅうぶん読むことができますよ!

にゃんともクラブ


人間の友達は「にんとも」、ネコの友だちは「にゃんとも」というらしく、友だちになるには「にゃんともクラブ」の会員にならなければならない、という話を人間語が話せる野良猫から教わる“ぼく”。
にゃんともクラブにはたくさんのルールがあり、守らなければにゃんともと仲良くすることは難しいようです。
ちょっと偉そうな野良猫ですがそこがなんとも言えず魅力的です。
大きな文字とひらがなで読みやすいので、少し文章量はありますが問題ないと思います。
友だちと良好な友人関係を保つヒントとして2年生に、新しい友だちとの関係を築くための心構えとしては1年生にもおススメです。

トンチンさんはそばにいる


クラスメートのゆうくんはちょっと不思議な男の子です。
主人公のひなたちゃんが着ているTシャツの水玉模様の数をぐるっと一周しただけで言い当てたり、晴れているのに雷が鳴ることを教えてくれたり。
彼の行動を見てみると、大人ならきっと様々な障害を思い浮かべてしまうのではないでしょうか。
ですが、彼はそれを「そばにトンチンさんがいるから」と答えます。
おとなしくて少し変わったゆうくんはいじわるをされることもありますが、トンチンさんはひなたちゃんのそばにもいて勇気のいる行動を手助けしてくれます。
どんな子にもトンチンさんはいて、それは知恵であったり勇気であったりを子供たちに与えてくれるようです。
個性というものの捉え方を柔軟に教えてくれる1冊です。
漢字にはすべてふりがなが振ってあるので、長文にチャレンジしたい1年生にもおススメ。

めいちゃんに500円玉


本文と会話文がわかれていてとても読みやすい本です。
読書はちょっと苦手かな?と思っている2年生におオススメです。
拾った500円玉がペラペラしゃべるだけでもびっくりなのに、自称お金の王様の500円玉があれこれとめいちゃんを誘惑してきます。
めいちゃんは500円玉を握ってスーパーやペットショップ、花屋さんを巡って行き、お金の使い方など大事なことを教わっていきます。
そして、お金では買えないものがあることも知ります。
主人公は女の子ですが、オレ様な500円玉は男の子受けするかもしれません。
読みやすい本ですが、伝えたいことがはっきりしている良い本です。

ともだちのときちゃん


物知りでおしゃべり好きのさつきちゃんにはのんびり屋でマイペースのときちゃんという友だちがいます。
意思表示もあまりうまくないときちゃんなので、さつきちゃんは「これはいじわるじゃないよね」と自問自答しながら時々置いてきぼりにしたり、高オニの仲間に入れてあげなかったりします。
そんなさつきちゃんですが、ときちゃんの意外な一面をみつけていきます。
友だちと仲良くするということはどういうことなのかを教えてくれる本です。
2年生向きの内容ですが、たくさん本を読んでいる1年生でも十分読むことが出来ますし、読解力を養うのにおすすめの1冊です。

あまのじゃくにかんぱい!


一人暮らしでも米や野菜づくりをがんばっているおばあちゃんから『いじわる教室』の案内ハガキが届きます。
主人公の姉弟とイトコの兄妹は喜んで参加します。
いじわる教室とは嫌いなことをしてもらう教室ということで、小学生の彼らは草むしりや洗濯板を使った洗濯など重労働に勤しみます。
たださせられるわけではなく、おばあちゃんはなぜその仕事が必要かを教えてくれたり、効率よく作業できる方法を自分たちで考え行動させたりとかなり充実した教室です。
便利なものに囲まれて生活している子供たちですが、この本を読むとそれに気づくことができるのではないでしょうか。
もちろん、労働のあとには美味しいご褒美が待っているので、もしも真似っこするのであればご褒美も真似てみてはいかがでしょうか。
親子で楽しめる1冊です。

父さんはドラゴン・パティシエ


ドラゴン・パティシエという美味しいケーキを作る腕のいいパティシエをインターネット上で探しているらしい……。
主人公の雄太のお父さんも美味しいケーキを作っています。
ある日二人の前に竜が現れてドラゴンの城へと連れて行かれてしまいます。
現代っ子の雄太、インターネット、デジカメなど身近なアイテムが登場しつつファンタジーな世界が繰り広げられます。
出てくるドラゴンはいかめしい風貌なのにどこか可愛らしい。
ドラゴンが出てくるお話はたくさんありますが、この本はその入り口としておススメです。
巻末にはパティシエという職業についての豆知識も書かれているので、パティシエが将来の夢だという子どもにもおススメしたい1冊です。

そこから逃げ出す魔法のことば


作者が兵庫県出身だからでしょうか、ボケ役のおじいちゃんとツッコミ役のぼくとの会話が自然な関西弁で進んでいくので、まるでお笑い芸人のステージを観ているように楽しくて笑えます。
四角四面な読書感想文に興味を示さない子どもや漫才・コントなどお笑いが大好きの子どもにおすすめです。
「ぼく」といっしょにおじいちゃんにツッコミを入れること間違いなし。
短い(おじいちゃんのホラ話?)お話が6編入っているので飽きることはありません。
本好きさんには息抜きの1冊としておすすめします。

長い物語に挑戦したい1年生〜2年生におすすめの本

1、2年生を通して本好きさんやもっと長い物語に挑戦したい子供たちへ。知っていることば、初めて知ることばをたくさん吸収してください。
本の数だけ物語があり、それだけ世界が広がります。

オバケの長七郎


うれしいとピンク色になるオバケの長七郎は、冷たくなることと光るのと噛みつくくらいしか初めはできませんでしたが、商店街の人たちとの触れ合いの中でどんどんできることが増えていきます。
偏屈な古道具屋の源ジイとのふしぎな家族愛?も胸がほっこりと温まります。
250ページという文量ですが、短いお話が8編入っているので1年生は少しずつ読むことで読破できるのではないでしょうか。
分厚い本を読みきったあとの達成感は後々の読書欲へとつながるかもしれません。
丸っこくて愛嬌のある長七郎がとにかく可愛いのでぜひ読んでもらいたい1冊です!

ヘビとトカゲ きょうからともだち


120ページある物語ですが、イラストもたくさん使われていてレイアウトも読みやすくデザインされています。
短いお話が15編も入っているので飽きることはありません。
夏休みの間に少しずつ読んで、その中からお気に入りのお話を選んで感想文にするのもいいですね。

キツネにもらったたからもの


自然写真家でもある著者が3年がかりで巣をみつけ、そして出会った子育てじょうずなキツネかあさん。
子ギツネ3頭を必死に育てる姿や、餌となるノウサギ、そして厳しい自然環境について豊富なカラー写真を使ってつづられている感動の物語です。
野生動物がどんな風に子育てをしているのか、144ページという長さではありますが、ぜひ読んでいただきたい1冊です。

まとめ

ドラゴンが住むお城が出てくるファンタジーの物語から笑い転げてしまうようなお話、虫を食べる文化があったり、動物の命を考えるお話があったりと、本に書かれているお話についてどのように感じたでしょうか。
初めて書く読書感想文、二度目の読書感想文にいかがですか?

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