梅から抹茶、柚子まで!ギフトにピッタリの味付きそうめんオススメ5選

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 そうめんは漢字で「素麺」と書きますが。その歴史は古く、奈良時代に中国から伝わったお菓子の一種と言われています。このころは「索餅」と呼ばれていて、もち米の粉をこねて細く伸ばした形状だったようです。今のそうめんとは比べ物にならないほど太いものです。
これが、時代とともに細くなり、材料も小麦粉になり、漢字も「素麺」と変わり伝えられてきたのです。位の高い人たちだけでなく一般庶民が食べられるようになってきたのは江戸時代あたりですが、この頃から現在のブランドでもある播州そうめん(揖保乃糸)三輪素麺などが有名になっていきます。
また、昭和に入ってから、ブランドのそうめんや冷や麦等の他の食品と区別するために、数本程度、ピンクや緑で着色したそうめんを混ぜて販売していた時期もあったようです。
 

おすすめの味付きそうめんは?

色付きのそうめんを数本混ぜていたのは、ひやむぎなどと区別するためだったそうですが、最近では、いろいろな食材を混ぜ込んで、味でもおいしく、見た目も涼やかなそうめんが販売されるようになってきています
今回はそんな味付き・色付きのそうめんの中でも、特においしいオススメのそうめんをご紹介していきたいと思います。
 

優しい五色のそうめん:三輪そうめん「色撫子」


奈良県の三輪と言えば、古くからのそうめんの産地として知られています。
今回ご紹介するのはその中でも、食事処として知られている「池利」というお店が販売しているそうめんです。普通の白いそうめんの他に「」「しそ」「かぼす」「ムラサキイモ」の4種類の素材を練りこんだそうめんが詰め合わせで販売されています。
練りこんだ素材のほのかな味を楽しむことができるのはもちろんですが、その華やかな色味が一番に目に入ります。そうめんが、休日のお昼ごはんだけにとどまらず、来客をもてなすメイン料理となり、ホームパーティ等でも話題の一品となりうるものと主張しているようにも思えます。
話の話題になること間違いなしな上、味も間違いなく満足してもらえる一品ですので、他の方に贈る時などにも非常におすすめです。

 

大和三段 お茶が香る:大和茶・和紅茶そうめん


同じく「池利」から、お茶や紅茶、吉野葛を練りこんだそうめんも発売されています。前述の「色撫子」と比べると、その色合いはかなり地味になってしまいます。吉野葛のそうめんはほとんど白に近い色ですし、大和茶、和紅茶もそれぞれ地味で茶葉の色合いです。パーティ等ではあまり人目を引くようなものではないかもしれません。ただ、落ち着いた色合いは、年配の方への贈答品として喜ばれると思いますし、味わいも満足のいくものです
若い方ではなく、年配の方への贈り物でしたらこちらのがおすすめですね。逆に、お子様がいらっしゃる方にギフトとして送る場合は先程の「色撫子」の方か、さらに小さいお子様でしたら次にご紹介するハローキティのそうめんがおすすめです。

三輪そうめん 大和三段 50g×15束 750g 約10人前
 

子供が楽しめる:ハローキティそうめん 緑黄色野菜入り


カネス製麺という会社から発売されている「ハローキティそうめん」は、緑黄色野菜の粉末を練りこんで着色しているそうめんです。ちなみにキティちゃんは外側の包装とそうめんを束ねる紙に印刷されているだけです。そうめんは一般的なものと違いはありません。
キャラクター物は子供に喜ばれますし、ほうれんそう、かぼちゃ、にんじんの3つの野菜を練りこんでいますから、栄養的にも普段の食事をバックアップしてくれます。食卓が彩り豊かになりそうですし、お子さんとの食事も楽しくなりそうですね。
 野菜の風味を活かす乾燥法を使用しているため、茹でる時にアクが出がちなことだけ注意して下さい。

ハローキティ そうめん 4色セット

パスタのような:オリーブそうめん


香川県の小豆島も古くからのそうめんの産地です。この辺りでは製造工程の中で使用される油に特産の胡麻油を使っているものが多いのですが、オリーブ油を使用して、さらにオリーブの実を練りこんだオリーブそうめんも有名です。
ヒスイに似た鮮やかな緑色が特長的ですし、味もオリーブのほのかな香りが好評です。材料的には小麦粉とオリーブですから、パスタと非常に似ています。茹でてそうめんとして食べるだけでなく、パスタとして炒めて食べてもおいしいと評判です。

南高梅を練りこんだ:梅そうめんセット


味付きそうめんは、古くからのそうめんの産地だけのものではありません。和歌山県は特にそうめんの産地というわけではありませんが、「南高梅」を練りこんだそうめんがいろいろなお店で販売されています。ともすれば淡白な味わいになりがちなそうめんですが、麺に梅を練りこみ、さらに、梅肉入りのめんつゆで食べれば、夏の食欲減退する時期にはとても食べやすいそうめんとなります。

いかがでしたか?

ここで紹介したそうめんは、もちろん自分の家の食卓を飾って楽しむのもアリですが、贈答品としても重宝されています。送った先の方々が彩りで楽しむだけでなく、彩りや味わいについて、送り先の方との会話が弾むというのも、大きなメリットですね。
ひと味違ったギフトに、ぜひおすすめです!

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