近年、甘酒を健康のために取り入れる方が増えています。
というのも甘酒は栄養満点で、ビタミン、食物繊維、ブドウ糖、オリゴ糖、グルタミン、9種の必須アミノ酸などを豊富に含んでいます。これら点滴と似た成分が含まれていることから「飲む点滴」とも言われています。江戸時代には夏に栄養ドリンクとして飲まれていたという歴史もあります。
そんな栄養満点の甘酒を健康のために毎日取り入れようと考える方もいますよね。
今回は市販されている甘酒の中でも特に品質にこだわった、有機のものをご紹介したいと思います。
甘酒の選び方
甘酒には米麹から作られるものと酒粕からつくったものの2種類あります。
米麹で作られた甘酒はアルコールが含まれていません。酒粕でつくられた甘酒もアルコール度数は1%未満です。
また、米麹でつくられた甘酒は米本来の甘味があるので砂糖不使用なのに対し、酒粕でつくられた甘酒は味を整えるために砂糖が使用されてる場合が多いです。
そのため、砂糖の使用やアルコールが気になる方は、米麹から作られた甘酒がおすすめです。
ただし栄養面だけなら実は酒粕の甘酒のほうがビタミンなどが豊富に含まれています。
ですが米麹でつくられた甘酒も栄養は十分豊富なので、自分にあった方を選ぶと良いでしょう。
有機甘酒のおすすめ6選
国菊 有機米あまざけ
有機米あきたこまちを100%使用した有機米100%甘酒です。
国菊の甘酒は従来は掛け米を半分使用していましたが、有機米甘酒は麹米だけで製造した全麹仕込みで、米の旨味や甘味をより感じることができます。
また粒なしタイプなので、さらさら飲みやすいです。豆乳で割って飲むとさらに飲みやすくなると評判です。
酒本舗はな 有機玄米米麹甘酒
農薬や化学肥料を使用せずに栽培した有機米、一般的に使用される乾燥麹ではなくデンプンなどを糖に変える力の強い生麹、福井県の良質な地下水を使用し、100年以上の歴史を持つ味噌屋が手間を惜しまずに丁寧に作り上げた甘酒です。
楽天では、総合ランキング4位、健康食品ランキングでは1位を獲得する人気商品です。
通常の玄米玄米の甘酒のほか、十六穀の入ったものや、赤米の入ったもの、黒大豆のはいったものなど種類も豊富です。
オーサワ 有機玄米甘酒
オーサワの有機玄米甘酒は、秋田産の有機玄米を使用し、味わい深い豊かな甘みが特徴です。飲むというより食べるタイプの甘酒なので、飲む際には豆乳などで2倍に薄めると飲みやすいです。
料理に甘味料の代わりとして使用する場合は、粒をこしたなめらかタイプのものもあるのでそちらが使いやすくておすすめです。
ヤマト醤油味噌 有機玄米甘酒
有機栽培の国産玄米と有機米麹を原料に、ノンアルコール、砂糖不使用で作った甘酒です。味噌屋の糀職人だからこそ出来る技術で、甘酒をよりクリーミーにコクのある美味しさに仕上げています。
そのままストレートで飲んでも、豆乳や牛乳で割っても美味しいです。
マルカワみそ 有機白米甘酒
秋田県産の有機米を完全糖化してつくった甘酒です。
完全糖化とは、米のデンプン質を完全に甘くなる糖分に変化させることです。完全糖化させることにより、他のメーカーの甘酒と比べて甘く仕上がるので、甘味料の代わりに使用したり、豆乳などで割って飲むのがおすすめです。
玄米甘酒に比べて白米の甘酒は香りは劣りますが、甘みが強いのが特徴です。お米の甘みを堪能してみてはいかがですか?
またマルカワみそは、有機ではありませんが自然栽培の玄米でつくった玄米甘酒もあるので、飲み比べてみるのもおすすめです。
マルシマ 国内産有機玄米甘酒
国内産の有機玄米を蒸し、独自の麹菌で玄米麹にして作られた甘酒です。
原材料は玄米のみ、砂糖不使用です。
濃厚タイプとストレートタイプとあり、料理の甘味として使用したり、凍らせてシャーベットにするのもおすすめです。
また、有機生姜の入ったタイプは、甘酒の甘みに生姜の辛味がアクセントになりくせになる美味しさです。
まとめ
有機素材でつくられたこだわりの甘酒、いかがでしたか?
甘酒はご家庭で手作りされている方も多いです。
魔法瓶に、米麹(もしくは玄米麹)と、同量のお湯(70℃)をいれ、そのまま6〜8時間ほど保温すれば完成します。
ぜひ手作りにも挑戦してみてくださいね!